『時々タイムスリップ』 魁!バンド塾【1】
2006年 09月 26日
バンドメンバーを捜すのは大変だ。
ただでさえも変なヤツが、また別な変なヤツと組もうってんだからね。
上京したての僕は、都内中の楽器屋にメンバー募集の張り紙をした。
30軒近くも貼るとやがてポツポツと電話がかかってくる。
話が合う場合は、たいてい直接会うことにしていた。
もしかしたらこれから運命共同体となるかもしれない人と待ち合わせるのは、毎回ドキドキしたものだ。
「新宿アルタ前のハトバス乗り場の2番の前で18時に会いましょう」
よく使った待ち合わせ場所だ。
ようやく落ち合った後はマックなどに入り、お互い音源を交換して、ヘッドホンしてその場で聴き合うんだ。
『ギターリスト募集』でやってきたのに、音源にはピアノの弾き語りしか入ってなかったアイツ。
「あの…君、ギターリストだよね?」そう聞く僕に
「今からはじめます!」って満面の笑みで答えたアイツ。
「…ホントはボーカルやりたいんじゃない?」そう聞く僕に
「はい!」って満面の笑みで答えたアイツ。
じゃあ、電話してくんなよ〜
そう思いながらも2時間熱く語った結果。
「よし、お互い頑張って別々にバンドを組もう!」そう言う僕に
「はい!」って満面の笑みで答えたアイツ。
あれからバンド組めたかな…
下手やったけどいい弾き語りだったなぁ。
1年間で60人とコンタクトをとってやっと出来たバンドは、1年であっさり解散した。
だけど僕は、60人もの人と出会えたよ。
みんなありがとう!
しかし、みんな濃かったなぁ(笑)。
【9月も後半、実家の福岡にて】
弟の結婚式ということで実家に帰ってました。
九州の早秋は、花々が咲き乱れてほんとにきれいだ。
写真は家で飼ってる鶏(チャボ)。
小さくて人なつっこくてかわいいんだ(笑)
ついてくるよ。
【秋空にクモ、雲】
子供の頃よく遊んだ近所の小さな公園に行った。
最近はあまり人が来てないみたいでブランコにはクモの巣が…。
しかし木々の向こう、秋空がきれいだ。
【子供の頃毎日走り回った裏山にゆく】
目を閉じれば、小さい僕らが駆けてゆく。
ここの場所は変わらないまま。
僕が大きくなった分、山が少し小さくなったかな(笑)。
【今年、嫁に行く妹】
僕が小学生の頃、どこに行くにしてもよちよちとついて来て困ったものだ。
あれからどれくらい時間が経ったとかいな。
ずいぶん会わない時期があったんだけど。
今日は散歩に行くという僕に、久しぶりについてきた。
【池下の水門】
田植えの時期、用水路をせき止めて田んぼに水を送るための水門。
小学生の頃、「おもかじイッパーイ!!」とか言って溜めてある水を勝手に流してよく怒られた。
じじいが鍬を持って「おらあぁーー!」って追っかけてきた時は、みんな本気で逃げたなぁ。
今では田んぼも少なくなって、この水門も使われてないようだ。
トンボがとまっとったよ。
福岡の秋は、風が涼しく。
懐かしい土地を歩けば、とぎれとぎれに想い出が浮かんでくる。
いつもの仲間たち、もう会えなくなった人たち、会えるけど気まずくて会えない人たち。みんなありがとう。
感謝よ天に。
また帰ってきます。
ただでさえも変なヤツが、また別な変なヤツと組もうってんだからね。
上京したての僕は、都内中の楽器屋にメンバー募集の張り紙をした。
30軒近くも貼るとやがてポツポツと電話がかかってくる。
話が合う場合は、たいてい直接会うことにしていた。
もしかしたらこれから運命共同体となるかもしれない人と待ち合わせるのは、毎回ドキドキしたものだ。
「新宿アルタ前のハトバス乗り場の2番の前で18時に会いましょう」
よく使った待ち合わせ場所だ。
ようやく落ち合った後はマックなどに入り、お互い音源を交換して、ヘッドホンしてその場で聴き合うんだ。
『ギターリスト募集』でやってきたのに、音源にはピアノの弾き語りしか入ってなかったアイツ。
「あの…君、ギターリストだよね?」そう聞く僕に
「今からはじめます!」って満面の笑みで答えたアイツ。
「…ホントはボーカルやりたいんじゃない?」そう聞く僕に
「はい!」って満面の笑みで答えたアイツ。
じゃあ、電話してくんなよ〜
そう思いながらも2時間熱く語った結果。
「よし、お互い頑張って別々にバンドを組もう!」そう言う僕に
「はい!」って満面の笑みで答えたアイツ。
あれからバンド組めたかな…
下手やったけどいい弾き語りだったなぁ。
1年間で60人とコンタクトをとってやっと出来たバンドは、1年であっさり解散した。
だけど僕は、60人もの人と出会えたよ。
みんなありがとう!
しかし、みんな濃かったなぁ(笑)。
弟の結婚式ということで実家に帰ってました。
九州の早秋は、花々が咲き乱れてほんとにきれいだ。
写真は家で飼ってる鶏(チャボ)。
小さくて人なつっこくてかわいいんだ(笑)
ついてくるよ。
子供の頃よく遊んだ近所の小さな公園に行った。
最近はあまり人が来てないみたいでブランコにはクモの巣が…。
しかし木々の向こう、秋空がきれいだ。
目を閉じれば、小さい僕らが駆けてゆく。
ここの場所は変わらないまま。
僕が大きくなった分、山が少し小さくなったかな(笑)。
僕が小学生の頃、どこに行くにしてもよちよちとついて来て困ったものだ。
あれからどれくらい時間が経ったとかいな。
ずいぶん会わない時期があったんだけど。
今日は散歩に行くという僕に、久しぶりについてきた。
田植えの時期、用水路をせき止めて田んぼに水を送るための水門。
小学生の頃、「おもかじイッパーイ!!」とか言って溜めてある水を勝手に流してよく怒られた。
じじいが鍬を持って「おらあぁーー!」って追っかけてきた時は、みんな本気で逃げたなぁ。
今では田んぼも少なくなって、この水門も使われてないようだ。
トンボがとまっとったよ。
福岡の秋は、風が涼しく。
懐かしい土地を歩けば、とぎれとぎれに想い出が浮かんでくる。
いつもの仲間たち、もう会えなくなった人たち、会えるけど気まずくて会えない人たち。みんなありがとう。
感謝よ天に。
また帰ってきます。
by ak-essay
| 2006-09-26 22:05